アトリエサガン木曜クラス

新メンバー moeさん

メンバーの出入りがめったにないのが、いーような、いーワケじゃないような、まっ、いいかの暢気な弱小木曜クラスに新メンバーです。

まず、体験レッスンで、画材のことなどの概略を話しながら。。
3号のキャンバスで基本的な立体認識を整理するために、果実の球体を意識した基本モチーフで描いてみました。
今までにアクリルで描いた経験ありですが、メジュームの役割はこれから知ってただくことになります。
油彩のようにキャンバスの支持体に追及していくときに、水性絵具ということで、水で溶いて着色していくというだけの扱いをしがちです。
もっと積極的にアクリル画材の特性を考えていけば、さまざまに有効な画材なので、その感触からスタートとしました。
メジュウムを制する者アクリルを制す。  
アクリル絵具の速乾性は最大の利点ですが、水溶性であるための乾燥後のへたりなど調整するべき弱点もまた考えなくてはなりません。

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メヂュウムで調製した絵の具でボリュームを作り、ナイフで色彩の鮮度を保ちながら、モノだけに注意をむけてしまわずに、モノがあることで、変化し影響を受ける空間・光を意識しながら、画面に強弱を付けて・・・といった作業で、体験の2時間程度で作品ひとまずの状況。
立体の面・光・色彩といった関わりは意識されています。動きのある画面になりました。
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2週目、入会されて継続して追求できるので、アクリルで一気に描いた体験作品に、油彩絵具で加筆追求することにしました。
水溶性絵の具のアクリルは、乾燥後は耐油性になるので、アクリルの画面に油彩絵の具を載せることが可能です。
アクリルとはまったく違って、数時間では乾かない油絵の具は、画面の状態や計画をある程度考えていないと、画面で色が納まらずに濁ってしまい手ごわい感触で、影の色が納まりがよくなかったかも知れません、、次回修正。
しかし、油彩の色彩の輝き、混色の自在、構築性の奥行はこの手ごわい油彩絵の具の醍醐味です。
描き初めのアクリルのビビッドな調子が、油絵具に振り回されてくすんでしまったところ、影の色、タッチが光の状態の表現としては調子が強すぎて、少し落ちつけたいところです。
もありますが、対象の前で考えた時間が落ち着いて積まれているように思います。
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3号の小品を、あまり追いつめると鮮度がなくなりそうなのでひとまずおいて、油絵具の経験を進めるために8号でモティーフを組み、ざっと下塗りをした程度の状態です。
バックも単調ではなく、対象の関係のなかで光の変化を見つけようと工夫が見られるのは始めの一歩にしてはとてもよいと思います。
見えているところを見えたふうに描く・・にたような状態に追跡する、、と言うことなく、モノ・ビンや器の底、重なっている部分・・実際に見えない面こそ描くつもりで意識してみましょう。
自分から見えている部分だけを<見る>のみならず、ボリュームとして捉えようとするとき、奥行きのある空間をともなって成立します。
これは・・中級編の意識かな、、
とにかく、当面油絵具のいろいろな感触と効果を楽しんでいただけたらいいと思っています。
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画材の特性を経験の中で実感していく積極性はどの画材であれ必要です。
油彩絵の具の多様な効果と表現力、、、パステル、鉛筆、いずれにせよ、それぞれの画材の特性に積極的な想像力をもって、創造力につなげる意識は楽しく豊かな作業です。
漫然と溶き油や水で絵の具・画材にかかわらないで意識してみることがsagan-tクラス最初の希望です。
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by sagan-t | 2012-03-08 11:07 | 今週のアトリエ
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