アトリエサガン木曜クラス

カテゴリ:イベントなど( 32 )

野見山暁治展 講演会レポート 

平成23年11月12日
於 ブリジストン美術館
        
            野見山暁治 をもっと知る

(質問)毎日習慣になっていることは何ですか。
(答え)日常のことを話すのは難しい。夕方疲れた時に散歩している。
  起きている間は、絵を描くのが好きだから絵だけ描いている。
  学生時代にアトリエ村に住んでからずっと描き続けている。
  周りの人には何を描いているのか分からないだろう。
  学生時代モデルを描く時間に何時も遅くいったので、
  何時も後ろの方で立って描いていた。
  これが癖になった。
 
  文章ならば散歩しながら何を書くか考えることが出来るが、
  絵の場合は考えても描けない。
  絵は、画面に向かってはじめて発想が湧き描くことが出来る。

(質問)油彩画の絵具は日本人には合わないとおっしゃっているが。
(答え)小学生時代の先生は日本画の人であったので、油絵具のことは教えて
  くれなかった。美校を受けると言ったら、日本画を薦められたが岩絵具を作   
 る作業など描くまでの準備が大変だったので油絵にした。

 石膏像のデッサンを描けと言われたが、これは面白くない。
 あんなものを何故描くのか不思議に思った。
 美校に行ったのは、鑑札が必要だと思ったからだ。(生活を保証してくれると考えた)
 親父は「川原乞食になるから美校に行かせない」と言ったが簡単に入ってしまので行くことになった。

 油絵具は筆を洗うのが大変。自分はものぐさなので、最近は水墨画に変わりたいと思っている。
 最近は水墨 画をやっている。

(質問)どういう女性が好きですか。
(答え)こんなお爺さんに惚れてくれる女性ならば直ぐに惚れる、相手次第。

(質問)エネルギーの源は何ですか。
(答え)絵を描くのが好きだから描いているだけ、急に変わったわけではない。
  毎日の習慣でやっている。食事をするのと同じ。

(質問)タイトルと絵の関係はどうなのか
(答え)今はわけのわからない絵を描いているので、符牒でもよいのだが
  何かつけないといけないのでタイトルをつけている。
  番号でも良いのだが番号で質問されても分からない。
  人の名前もその人と合っていない人ことが多い。
  正義が嘘つきだったりする等々、
  言葉とタイトルは何でも合う。幾つでも直ぐにタイトルはつけられる。

(質問)パリで描いた絵と日本にいたときの絵の違いは
(答え) パリに行って自分の絵が変わったことに気がつかなかった。
  自分の絵は自分の中で描いているから変わらないと思っていたし、
 セントラル美術館で個展をやって、人に言われて気がついた。
 何故変わったかもわからない。

 パリ留学が決まったが、たった1年ではもったいないと思い切り詰めた生活をした。
  加藤周一「パリ通信」の挿絵のアルバイトをしてフランをもらった。
  加藤周一を訪ねると髭を剃りながら「デーモンがないと絵描きとは言えな い」と言われた。
  それが何のことかわからなかったが「最初の1年はフランス語の勉強と旅行、2年目から絵を描けと言われ  た」これはよくわかったので実行した。ただフランス語は今も苦手。
  フラン節約のため日本で買ってきた絵具は、フランスで2年目から描き始めたとき、あまりに色が違いすぎ  て使えなかった。

  (質問) 絵を描くとき気をつけていること
 (答え)最初は汚す。それがどうなるかを考えていると形が見えてくる。
  次々と絵の方から呼びかけてくる。ぼんやりしていると気がつくが、この
  辺りのことは本人も良く分からない。

 (質問)黒はどう使うか
 (答え)絵具のことは余り知らない。前に使った色も忘れてしまう。
  画材のことは恥ずかしいほど知らない。
  最近はアクリル等新しい絵具が開発されている。
  自分の特注の絵の具はない。素朴な画家だと思っている。

  (質問) 表現について
 (答え)何を描いているのかよく質問されるが自分でも良くわからない。

(質問)来年の抱負は
(答え)来年のことは考えない。考えないから抱負などない。
  ブリジストン美術館は物故作家の展覧会しかやっていない。
  今は、自分の回顧展をやっているが、遺作展になってしまわないか心配している。
  ポスターを変えるのも大変だから。今迄、生き過ぎてきたので、
  来年のことは考えない。

(質問)インスピレーションはどういう時にでるのか
(答え)抽象画と言われることは不本意、ものを見て描くことが大切、
  何時もスケッチブックを持って歩いている。描いたことで頭に残る。
  漠然と頭に残った形をなぞっている。覚えていた形が出てくる。
  木の枝の空間を描けばよい、犬を描けばよい ということなのだが、
  神様が創ったものと同じように自分の自然、自分の犬を創りたい。
  分からないと言われるのは私の責任である。

(質問)九州、産炭地・ボタ山の想い出は
(答え)ボタ山とかトロッコとか、みんながなぜ本当の景色を描かないのか不思議だった。
  戦時中、描く場所が禁止されていた、女性と歩いてはいけない、喫茶店に入ってはいけない等々沢山の制  限があった。
  戦争が終わり、何を描いてもよいと言われたが、何を描いてよいのか分か らなかった。丁度その頃、セザ  ンヌと出会った。
  セザンヌに自然と人間のせめぎ合いを感じた。
  ソルボンヌの学生とフランス国内を旅行しているとき、九州の田舎の匂いが
  した。そこは炭鉱地帯であった。

(質問)お好きな日本画は何ですか
(答え)沢山あって言えない。古いものも良いし、東洋画も良い。
  西洋画に憧れた理由は、油絵科に入ったが西洋人の描いたものをみたこと
  がなかった。フランスは夢であり、そこで絵を学んだ先生に憧れたが、
  本当の西洋画を知りたかった。油絵の肌触り、一度でいいから本物を
  みたかった。

ある雑誌社の依頼で 坂本繁二郎に林武と岡本太郎のについて聴きに行っ 
たが、二人とも知らないと言っていた。
そして「パリに行っても仕方がない、無駄ですよ」と言われた。

東洋画には西洋画にあるような説明はない。
理詰めでない作品を見るとその時代の人間にあってみたい、どういう人間
がどういう暮らしをしているか。その時代に行って、その人に会ってみた
いと思う。

藤田の絵は日本画に近い。パリでの8年目から日本人は西洋人と全く違うことが分かってきた。そのとき『東洋人は東洋人です』という坂本の話が良く
理解出来た。憧れの最高の絵は東洋画である。

(質問)美とは何か
(答え)困った言葉だ。翻訳が悪い。西洋かぶれが訳したのではないか。
  坂本繁二郎に「絵は「真善美」を備えていないといけない」と言われたが
  分からなかった。自分の出品作を審査員であった坂本に落選とされたが
  会員であったので何とか出展出来たが、それでも落選作と表示しろと
  言われた。出品作は骸骨を描いた絵であったので。作品に真と善が
無いと思われたのだろう。

(質問)絵と文章は関係があるのか
(答え)近いうち「絵と文章」という本をだす。
  ただこの題名は好きではない。絵と文は独立していると思う。
  挿絵は好きではない。ポスターは好き。挿絵は文章が良ければよいほど
  描きにくい。井上光晴より、「文章を読まないで描いてくれ」と言われ、
  大変面白いものになった。水上勉の小説も文章を読まないで描いた。
  もの書きと絵描きと競争すると絵描きは徹底的にやられる。
  
 (質問)完成という判断はどこでするのか
(答え)これが難しい。頭にあって描き始めた人はこの判断が出来るが
  自分は描いていくに従って変わるから非常に難しい。
  ピカソは行きあたりばったり、マチスは色が合わないと徹底的に消す。
  マチスには完成された絵が頭にある。
画家にはピカソとマチスのタイプがある。
その他に自分の理念があってこの理念に合わせるタイプがある。

     自分の絵に台風を描いたものがあるが、この作品は描くに従って悪くな
     った。達成感がない。悲しいかな絵は元に戻らないし、確信もない。
  文章は自由に直せる。
  「これでどうだ」とワイフに聞いて判断したり、絵具屋さんの言ったこと 
  で色を決めたりする人もいる。

  「面白い絵とつまらない絵の違い」は、好きな絵は面白く、つまらない
  絵は面白くない。絵は好き嫌いだと思う。
  音楽は抽象である。絵はそっくりさんでは面白くない。
例えば山を描いた山の大きさや広さが感じられる絵でないといけない。
  あるとき審査の基準を『好き嫌いで決める』と答えたらその人が「それ
  では自分審査ができる」と言ったので「好き嫌いにも程度がある。
好き嫌いにも教養がいる」と言ってやった。

(質問)震災後に描かれた「かけがえのない空」はその前と違いはあるのか
(答え)私の絵そのものが被災地のようなもの、前後に違いはない。
  眼に触れたものが絵になる。体験が眼・頭に残りそしていつか作品に
  現れる。私の絵は何も変わらない。
  「何かこういうものでないといけない」というものがあるがそれが何だ 
  か分からない」

(質問)先生は幸せでしたか
(答え)加山雄三という不思議な男がいる。その男に幸福という実感はある
のだろうか、あるとすればきっとつまらないものだろう。

(質問)最近読んだ本は
(答え)自分は書くので精いっぱい。
  ジョン万次郎の子孫が書いた贈呈本が面白かった。
  江戸時代とそのころの日本人について書かれているのが面白かった。

(質問)模写はしたか
(答え)小さいものをよくやった。ゴーギャンが好きで鉛筆でよくやった。
  歳をとったら画集は要らない。

(質問)良い女とは
(答え)パリにいるとき、池田満寿夫とある彫刻家(飯田善国?)の3人で
  飲んだことがある。
  二人は次々と何人も女を変えたことを自慢していたが、自分はものを大切
  にするタイプ、一人で十分最初の妻が死んだから二人になった。

(以上は2時間の応答からの抜粋)


開催中の野見山暁治展の講演の抜粋をまとめていただきました。
チケットを早々に入手したsimadaさんに、おばさんたちがおねだりしてご苦労戴いたレポートです。
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by sagan-t | 2011-11-20 20:34 | イベントなど

ECRU展にて

f0115769_1591618.jpg2011年3月2日  ~6日
春浅い某日:  世田谷美術館で開催中のsaitoクラス展にて。





48人の大所帯の展示ですが、個々の作品も干渉のない効果的な展示で、抜けの良い明るい綺麗な会場空間になっているのは、さすが、壁面の魔術師saito講師のクラスじゃわい。
キャプションに作者のコメントも書かれ、作品画面の効果のみならず、制作に向かう姿勢や想いをしっかり意識していこうという方針が良く感じとれました。
永く描きつずけている会員も多いクラスですが、真摯に対象に向かう時間を重ねる、画面から想いの響く作品を見ることが出来て、同行木曜メンバーにも参考になるところ多々ではなかったでしょうか。。
又,次回展覧会に我々もも意欲がわくね。
f0115769_1593691.jpg<ここでフィニッシュにするって、判断難しくない?>
<その時の自分の気持ちはね、、、>なんて話かな?
作者に聞く。ギャラリートークですな。
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by sagan-t | 2011-03-07 03:03 | イベントなど

メ~リークリスマス 年末のアトリエにて

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 少人数のクラスの良いところか地味なところか、、ベテラン主婦そろいの昼クラス持ちよりのアットホームな打ち上げです。ご馳走様のご報告。
安定して自分のペースで描くことを楽しんで、アトリエに立ち寄る時間を作ってきてくださるメンバー諸氏と長いお付き合いに感謝します。
引きつづき2011年も、元気に良い制作が出来ますように。
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by sagan-t | 2010-12-25 22:00 | イベントなど

ゲッスイトリエンナーレ

準備期間から会員の盛り上がりを垣間見ていた、ゲッスイトリエンナーレです。祝開催。
沢山の参加人数、作品数ですが、七つの個展とグループ展が綺麗な会場・展示構成で互いに引き立てあうような見やすい素敵な会場になっていました。参考になるアトリエ展のあり方で、さす講師の企画力を感じました。
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f0115769_20441717.jpg講師の絵日記。ほぼ365日分ちゃんとあるらし。
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by sagan-t | 2010-11-09 21:12 | イベントなど

mikamiサンのトルコ旅行

ようやく爽やかな秋の気分。行楽、お出かけ日和のこの頃かな。
会員諸氏も、海外でリフレッシュされるむき多々。
10月にはいるとゆるゆる欝に向かう、眠り猫状態のsagan-t 。三上さんから戴いたトルコレポート、皆さんと楽しみたく、無断転載ご容赦。
アトリエ会員作品も着々仕上がりつつあり、頑張ってupしていきたいと思っておりますが。。
では、猫画像付きmikamiレポートを楽しんでください。

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トルコは交通事情が悪いので、なかなかフリーでは、あちこち行けないみたいなので、今回、初めてのツアーでした。
成田からトルコ航空の直行便で、12時間。
8日間の旅。

国内のガイドさんは33歳のアリさん
元教師で、東のイラン国境近くクルド人(キュルドと発音してました)の住む地方に転勤になり、テロも怖く、トルコ語も通じない地方なので、退職。
次に、山登りの好きなフランス人達のガイドをしたのですが
フランス人はケチで、物々交換するが、お金を払ってくれないので。
こんどは、トルコに3箇所ある、日本語を教える大学に行き、難しい観光省のガイドの試験を通って、日本語のガイドになったそうです。

トルコは99%がイスラム教ですが、他の国と比べると、ゆるーいそうです。

今回は観光盛り沢山で自由時間がなく、
証券取引所見学など全くできませんでした。

数年前にデノミが あり ゼロが多かった紙幣がなくなり
現在 1 トルコリラ が 約60円です。
    1ユーロが 約 2 トルコリラ
1年に90%も物価が上がっていたそうですが、いまはインフレは、おさまったそうです。


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ベルガマ アクロポリスの猫

アレキサンダー大王がなくなったあと
このあたりはギリシャが支配したので

ギリシャ風 円柱が 沢山残っている アクロポリス

野良猫 野良犬が います。
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by sagan-t | 2010-10-11 23:07 | イベントなど

国立新美術館にて

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9月5日
 彫刻ギャラリートークにて
やっと美術館が休みの火曜日 詳細の後ほど 







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by sagan-t | 2010-09-07 03:24 | イベントなど

そういえば、今頃ですが。。。

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5月13日~5月18日に開催されていた柴村純一展にて。

出不精なsagan-tも油彩での展開に興味があった柴村講師個展とあって、夜クラス常連数名と連れだって何とかたどり着けました。
ちょっとした異空間の中野ブロードウェイの閉塞感に身構えつつ、小さな画廊に一足入れば、その清冽な柴作品空間に一同、ホッとして、ハッとして、それぞにに引きこまれてしばしの様子。
作家柴村氏にも多々話を伺えて、制作、作品、作家の神経、etc アトリエデ描くだけではない新鮮な刺激、収穫のあった顔つき。
作品画像を抑えてなくてごめんないですが、画面の前に立たないと伝わらない作品空間と思うから、敢えて。

多様な作品を観る、知る、ということもこうして体験として共有しなから確認すると、よりはっきり画像を結んでくることがあるかもしれません。
なるべく、連れ立って、展覧会も出かけてみる機会を持ちたいと思います。
作品鑑賞はその場、その時間の限りに終わるのではなく、個々の感性と時間のフィルターを経て濾過されたナニカの有無、そうした蓄積が少しづつ意識に残ればよいと思えます。
描くこと、観ること、同じように。
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by sagan-t | 2010-06-15 08:25 | イベントなど

MOKU展開催中 吊り込み風景

さて、搬入作品を会場に並べ、、
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どうなっちゃうのかしら~
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吊り込み助っ人にヤマトロジェスティクスの作業兄さん1名を依頼したのは大正解。ワイヤー架け、ライティングの高所作業を任せて。
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個々の作品を生かす構成がやはり難しい
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自分の作品の制作意図を生かしたいと、レイアウトを確認するMIWA氏。
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お疲れ様~

やはり、予想より手間取って、ぎりぎり6時まで作業がかかってしまいました。
お手伝いに動員された各位、全員参加で気分も盛り上がります。。
今週は天気に恵まれない週間予報で、雨のちらつく寒いなか集まった昼クラスシニア連が活躍、
お陰で何とかなったかな。

平日の日中の会場構成には参加できない夜クラスお勤め人諸氏の
代理、代表のimai(kawamoto)さん、釣り込み作業を経験できるのラッキーなのだぞぃ。
itou,miwaさんも、自分たちの展覧会となれば、仕事の合間をぬって、自作のレイアウト、現場確認。
ソウ、何事も現場、裏方を覚えれば、企画できるのだ。見せ方も創作活動のうちなのだ。

100号から0号SMまで、作品個々は余裕を持って贅沢に展示できた。。
独りの作品画ひとつの壁面を占有できる、作品画混在しないで済むよう組み立てるよう勤めたが、
ずいぶん贅沢に余裕のある構成ができたと思うのですが。。どんなもんでしょう。
やっと、展示を終わった会場で、コレがベストか未だわからない気分。

金曜日12時、金曜講師ビュッフェ展鑑賞とあわせて、
MOKU展来場、ミニ講評会くださる予定。
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by sagan-t | 2010-02-16 07:00 | イベントなど

MOKU展にむけて

目黒美術館市民ギャラリー、絶好の会場ありきで、勢いで決めてしまった木曜クラス展ですが、MOKU展などと名称も可愛く決まって見れば、各自の制作を束ねて確認する、良い時間と空間にしたいとあれこれ会場の構成など構想しています。

今回のMOKU展は<アトリエで考えたこと>を自ら検証する機会と捕らえ、比較的内向きの,授業の延長の試みとしています。
発表するとなれば、作品と額装の関係は作品の方向性に伴う、無自覚ではすまない大事な仕上げなのですが、今回はあえて夜クラス作品のほとんどをもっとも簡易な額装としました。
壁面に直接的に作品を掲げてみる、むき出し作品そのものを検証してみようとしています。
仮額では作品のボリュームも出ずに習作的になってしまうのですが、作品の内の時間性などが明快にならないか、一寸モダンに見えたら良いな、と考えています。

あえて展覧会に向けて描くという気持ちもあおらずに、粛々と平常心のままアトリエで描いた近作数点を集め、アトリエで考えてきたことのそのままを見直してみたうえで、次につなぐ何かを整理できたらと期待しています。

そんな展覧会はギャラリーにどのように受け取られるでしょうか。一寸緊張でもあって。

半面利用の会場の現場を確認に行ったら、もう少し各自の作品点数が出せると思ったのですが
案外にスペースがない。。。
各位それなりのボリュームが出るように考えたつもりです。
4点平均の出品に、吊り込み現場で苦労してみます。
どのような空間になるでしょうか。ヤッテミマショ。

kasaiさん、額装に迷ったけれど、コンナ雰囲気の違いになります。
本額購入の由。良かったです。
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もひとつ、ご報告、、クラス展とあってはそりゃsagan-tも出品すべく、、と製作中ですが、出せそうもないかも。春季展の制作も絡んで50と100製作中ですが、どっちつかずに間に合いそうもない気がしてきた。。。
え?手持ち作品?最近は作品が手元に戻ると、気になるところを即つぶす、壊す作業が多くて、使えるのがトンと、ないぞ。スペースないし、、、という状況報告、悪しからず。。。だなぁぁ

いよいよ開催も次週に迫り、今週は仕上げ、額装、梱包、クラスのの時間を有効に使って最終準備を整えます。各位、画題も決めてきてチョウダイ。
okayou.さん、miwa氏 夜クラス諸氏も幸い休日の木曜日、ご都合の良いよう早目のお出かけをのうえ、仕上げをして下さい。
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by sagan-t | 2010-02-08 17:33 | イベントなど

ギャラリートーク


美術館では秋の公募各団体展の開催が続いています。
企画美術展でも、公募美術団体展でも、昨今は作品展示だけではなく、入場者向けの展示にちなんだ公演会、ギャラリートークのどの企画を持って発信しています。
展示作品を見るるために出かける機会には、こうした企画の内容、日時を調べ積極的に参加してみることも面白いと思います。

所属団体のこうした企画に今回は結構参加して楽しんだのでお勧めするのですが、、、
例えば、毎日曜日は会主催のギャラリートークがありました。
絵画、彫刻同時進行で会場コースを決めてを回りながら、作品の前で作家自身が製作技法、背景の想い等を語ります。
毎回彫刻部を一観衆として聞いてきましたが、回を重ね準備、内容と鬼充実してきました。
個人的に今回は、様々な素材と技術的な話も新鮮でしたが、彫刻作家の空間と作品の関係の厳密な計画や意識にとても参考、刺激になるものがありました。

各位、こうした企画に機会を作って積極的、野次馬的参加、活用をお進めする次第です


f0115769_15680.jpg小さい模型作品からバランスを検討して、作品搬入のため分解することや、最終的に作品を設置、展示したイメージのためにPC画像にはめ込み画像を作る、という説明を作家用意の資料で聞いています。

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f0115769_154362.jpg3箇所の石の造形が設置された空間の緊張関係から浮上すること、空間の変容を含んで3次元作品の作品意識を知ります。やはりデッサン、エスキース、小模型を経て、位置関係を幾度も検証されること、素材の質と相対する造形に関心が向きます。



f0115769_155783.jpgテラコッタ作品、粘土をひも状に積んで制作していく技法について、埴輪や粘土持参で説明する作家。


f0115769_16745.jpg熱心にメモを取ったり、作品を囲んだギャラリートーク、約一時間のコース。
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by sagan-t | 2009-10-03 00:38 | イベントなど



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