アトリエサガン木曜クラス

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ue-mさん 再度

f0115769_23534293.jpg9月25日 4週目
光の関わりを確認したいモティーフに難しい色彩で、どうかなというところでしたが、、、
突っ切っていくくらいの動機があったらそれは面白そうだったけれどね。
一寸思い悩んで手がとまったue-mさんに、
じゃあ、<バルールを整える>・調子のばらつき破綻を一回均してしまうおうか、<グラッシ>・画面全体を透明な濃色で(薄く)覆ってしまうところから、もう一度、画面に関わる空間や光を見てみたらどうかな、、色のナマな感じが気になっていた講師提案でした。
古典的な方法でローアンバーをかけて、彩度のハネ、白浮きを押さえ、調子は残るので、今一度、光のある部分を比較して色彩を回復してゆく、そこで明度と彩度を少し整える感じが経験できればいいなと思ったのですが、どうですか?
グラッシは安易な打開策にすると、くすむ、汚れる、、方法ですが、画面の組み立てに応じて描き進めてゆくと、透明な深度の、ある調子ができます。

色はパレットで混色する、選択してのせる、、だけでなく画面の重なりで発色してくるということ、透明に絵の具を使う効果も考えていけたらいいかな。
絵の具の透明感、、コレも難しい言い方だよね。

今回のグラッシも過程のひとつの方法というだけ。
拘らずに、画面の構築をゆっくり試みられる大きさの画面です。
ビビッドな表情を回復してください。
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by sagan-t | 2008-09-28 01:59 | 今週のアトリエ

何を描くか 如何に描くか

今一度、、モノの実存に向き合って確認する必要のあったDONK氏。<見ること>の要素を絞って課題とし、工事現場の廃材をモティーフとして集めて貰いました。f0115769_22362589.jpg

モノそのものにグイグイ迫れる素材をまず捉えていく。塊として組み合わせると、相当複雑な関係が出来る、、追いきれるか。。




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さて、これらの素材。
ねじ切られ、破壊され、用途の無い廃棄物、形象の意味性をそがれた塊に過ぎないことで、造形的な要素だけとなって放り出されています。
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そう、何を、如何に描くか、、
例えば、、バラの花、、、という時、我々はすでにあるイメージを想起してししまっている。
こうした具体の喚起する意味性に寄りかかり、既成概念に囚われて、観念的解釈でそれらしく描くことで済ましてしまうなら、目の前の実在・モティーフは何を置こうが、記号にすぎなくなるということ。
観念的な認識を、造形的な認知に向けていくとき、描くことは(又、作品を観ることも)
今一度、新しい目を持つこと。
廃材の巧まざるオブジェも、植物の自然の形象も美しい謎に満ちている。。

具体の形象を表現の基幹におくとき、対象の意味性、その限定をを如何に逃れ、新たな造形を獲得できるか、自身の永く苦しい問題でもあります。
<モノを見る>という意識の、又その意味を提起する、一寸広すぎるお題になってしまいました。問題解決ではなく問題提起が役割かと思っておる次第故。
諸氏、どう解釈するね?
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by sagan-t | 2008-09-24 22:47 | 今週のアトリエ

無料体験レッスン

f0115769_161484.jpg9月18日 
体験レッスンにゲストが見えました。
なんたって空いているのが木曜クラスの良い?トコロ。
ゆっくり描きあげたパステルのデッサン、アトリエで過ごす絵を描く時間の参考になったら幸いです。
デッサン経験がありということで、基本的な立体をパステルで、、画材の扱いと、光と色の関わりを確認するように始めました。  
安定してモノをかけましたが、描き込むうちに立体と空間、光、のあり方を、固有色の状態で追うことに置き換えてしまうこが多くの人に見られます。
モノ以外の面、机の平面や空間を捉える手がかり、関係を見つけること、絵を描くためのものの見方、意識の整理をしくていくこと、、、導入があって、、奥行きのあること、、会員諸氏、共通課題ですね。
デッサンは描き方ではなく見方の問題です。
光の量としてシビアに確認できる鉛筆、木炭などの画材で、繰り返して意識を形成して行く経験を通して、色彩の魅力や、固有色の変化やディテールに迷わない見方を、少なくともそうした意味を常に再確認して行くことは基本です。
アトリエは常に基本の<キ>確認の場でありたい。
観ること、認識することでイメージを構成することがあっても、直感的、感覚的なイメージを観念で支えきることは出来ません。

認識するということ、再構成するということ、造形するということ、表現を成立させる意識について、自らのデッサンを獲得したいところです。
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by sagan-t | 2008-09-19 19:34 | 今週のアトリエ

次回のために

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9月11日
またまた一寸不思議な色彩関係のUE-Mさん
モチーフは、
固有色に囚われず光の関わりを見やすいように白系で、モノ個々の形体に不安定な要素が出ないよう集合させて、画面がばらばらにならないように構図をデッサンして、、、と、問題要因対応モティーフで臨んだ、3週目の経過。

この辺から、後々対処療法的対応にならないよう、しっかり進行を見極めていきたいのだけれどね。
モノの立体、面を解釈していく、この意識はいいよね、、

色の明度と彩度の解釈を整理しようと狙った、無彩色のモティフにピンクとグリンできたか。。
自然の中にナカナカ感じないこういう質の色は、良く効果を考えて画面を統合していくようにしたいところで、難しいんだな。これは。
全体の色彩の関係を難しくしたが、バックがまだうす塗りで軽いので助かっているかな。
ホワイトを当てにした混色は画面が緩くなります。
色の発想がわかないと、ホワイト調整に安易に走ります。
要注意。次回対応いたします。
意外と強引系なところも垣間見えますので、ココで引いて全体をゆっくり確認して見たいところです。
しっかりした良い作品になりそうなので、作画イメージを再確認して、次回のために。
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by sagan-t | 2008-09-15 02:23 | 今週のアトリエ

I藤氏の光 洋ナシシリーズの3 

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さて、色々あれどアトリエは続く
I藤氏、粛々と美しい色で書き進め、小品ながら力があると思います。
いくつかの部分解決に試行錯誤していますが、その時間の耐性は画面全体に力を与えると思う。。
あえてここ、あそこの部分指摘をしないが、全体の構想は見えているよね。
本人はさほど意識的に強い想いなどで描いていないのだろうが〔一寸笑)潜在の意識を形成する時間があるのではないか?あ、禅問答になっちゃった?

だんだん画面が自立してくるとつついても揺れなくなるから、画面が投了というか、ここまでかな、、といってくるよ。コレもわけ判らん言い方か?

ひとつずつ、腑に落ちればいいね。
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by sagan-t | 2008-09-12 16:33 | 今週のアトリエ

オリーブさんのテーブルシリーズ

f0115769_14521166.jpg9月4日のアトリエ
広げて楕円のテーブルになり,複雑な足が面白いアンティークテーブル。
もっぱらモティーフの卓上に限定していた意識を少し引いて広げ、室内空間にある実在の関わりとして見ていく、、、卓上静物2枚目を、30号で挑戦中のオリーブさんです。
自分の画面も引いてみることができるように、イスに座ったままでは無く立って描いています。
画面を大きくすることは、空間が広くなることです。
同じ空間に立つ自分の位置も意識して体感しながら、空間の広がりの中の関わりを見ていくように視界を確保します。
大きい画面は全身で関わっていく爽快感があるでしょ。描き出しは気持ちいいよね。

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さてこの辺で、意識しきれなかった構図構成の破綻がそろそろ出てきてしまうかな。
テーブルの足周辺、退屈にならないよう工夫している感じはわかる。。

テーブルの上の沢山あるモノに囚われないで、何も無い空間に机を置く、机の足の組み立てをを確認する、物をひとつ置く、いくつかのものの重なり、、、モノの位置や形体でで空間が動く、、、見えないところ、見えていない面をこそ見る、描くつもり、、で。
モノの並びようではなく<意味>を取り出しながら。。

卓上のモノが重く描き込まれてはいないので、まだ気にならないが、画面の下との繋がるがいるようになるだろうか。。あえてモノで繫がないでテーブルの足のリズムで構成を生かせればよいのだけれど。。
ソウ、さて、これからどうする、デスね。
描き出しのおおらかなセンスを維持しながら、画面をどう充実できるか、見つけましょうね。

 
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by sagan-t | 2008-09-08 15:45 | 今週のアトリエ

新国立美術館 団体展

夜クラスグループ、開催中の団体展会場にて。
まずは、彫刻部で木彫・島田先生・デッキチェアの猫の前で、作家ご本人と遭遇。
チャアの布のしなり感、薄い質感が大きな素材の塊から一体に刻まれてゆく、制作製作過程の話など、作家によるギャラリートークを聞き、より素材、制作についての認識が深まります。 
彫刻の様々な素材、造形を絵画の展示室より楽しく散策。
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絵画展示室にて。うーん、何も感想はありません。
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島田紘一呂氏 作家ブログで製作過程を見ることが出来ます。
勤勉な制作量に驚きつつ。。。時々楽しく覗いています。
ファンの多い島田猫、個展のため準備中の靴箱猫画像、引っ張ってきてしまいました。
ご紹介まで。
http://13048686.at.webry.info/


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by sagan-t | 2008-09-07 02:47 | イベントなど

睡蓮 スケッチ

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9月4日
TAGA-M氏 睡蓮スケッチ2枚
水彩は程よく手馴れて、現場で描く楽しさを自分のものにしています。
アトリエでは油彩でスケッチからおこし描いていくことが多いのですが、
単に移し変えるだけにならないよう、ココは考えたいところです。。
再構築するというような造形的問題を求めなくても、素朴で素直であるだけに、<なぞる><説明する>気持ちを警戒します。
又、油彩絵の具を水彩を扱うような混色方法では効果が出ませんから、画材の特性を切り替えて考えていくことも、まだ課題があります。
スケッチの楽しみと、アトリエ制作の充実を結びつけることを考えていきましょう。
素直な衒いの無い表現のよさこそ難しいものです。
丁寧に画材、画面、素材を扱っていきたいところです。

アップルパイ、マロンパイ、シフォンケーキ、パステルのケーキ、、ケーキ重なりの理由は入選祝いの結果にて、、
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by sagan-t | 2008-09-05 02:17



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