午前クラス 人物継続中
公募展作品を自主制作する、午前クラス実力派kataokaさんですが、モデルを前に10Fで。小品に人物を入れるの結構難しいが、足が切れてはポーズを生かせないし、フォルムのつながりや理解が、まだ少し硬いように思いますが。。。見ることと表すことのつながりを探します。クロッキーやデッサンで満足しないで、せっかくのモデルさん、油彩で実在を追及してほしかった次第です。
<見ること>の意味を曖昧なままでは、今後の制作をどういう方向にも展開できません。 大きい画面でタブローつくりに拘泥するばかりにならないように、作品を支えるリアリティをどう維持するか、今後の大作制作の継続の基本的課題があります。 公募展作品を制作する、午前クラス諸氏、夫々スタイルは違いますか根底の問題は共通します。 よく見る、、とは表層の観察を寄せ集めることではないことを、 目の前の対象、モデルに向き合って、ソコニアルコトの実在や存在をどう捉えるかその、姿勢のとり方を考えていただきたいわけです。 そのためにも、今一度、真摯に対象にかかわりながら描く時間をアトリエで確認してください。 ヒトのカタチを良く見ようとしても、全体の実在とはなりません。モデルに座ってもらう贅沢な時間は、その実在を強く感じとる時間です。 人体は重要なモチーフです。11月のイレギュラーモデルでは、諸氏夫々のレベルでてこずった!継続、反復でしばらく考える機会が必要と思いました。 午前クラスの時間を使って、少人数でモデルを囲むえらく贅沢な時間になってしまいましたが、月2回人物継続的に維持したいと考えています。 ヒトのばらばらのカタチに苦心することではなく、対象と向き合う自分の主体を捉えられたら、、 実在するという感覚と、制作する身体性が結びついていけたら、、というのは私の課題であります。 もうひとつ。ozawaさんの表情のあるデッサン。
by sagan-t
| 2010-01-04 21:54
| 絵画教室アトリエサガン
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