新たな環境へ
10月23日Donk氏 支持体を変えてパネルの6f。
モティーフの廃材の質感に合わせ、モノクロームでオブジェの存在感に迫りたい試みでしたが、3週程度の途中です。 マティエルに質感を求めて試行錯誤をしてみようと、堅牢なパネルの経験を提案しましたが、これからの作業の余地を残したままの状態です。 木枠に張ったキャンバスと違って、しなりのない硬い支持体は絵の具が伸びないので、かなり感触が違いますが、盛る、削るという作業には選択される支持体です。 地塗りや支持体の状態をどのように用意するかは、作品を形成する上で積極的に考えられることです。 マティエルは、ちょこっと盛ったり張ったりと細工する効果などではありません。マティエルを持つということは、造形と一体の表現の必然であり、単なる効果としてではなく、造形のあり方として説得されなければ意味がありません。 こうしたことが、我が物になるには実践的に長い判断と経験の中で奨められるものです。 donk氏には戦略的に情報として提案したところもあって、モティーフが画面に緊張を持って成立する、諸々の作業の継続と判断を今後の研究課題に委ねます。 さて、話題のdonk氏、火金クラス有志による送別・壮行会でこんな立派な筆を贈られ〔漆塗軸平筆・ン万円也)新たな環境へ出立の次第。木曜はある意味、継続だからいいよね。 コンナ良い筆持っているのだから、くれぐれも丁寧に画面を大事に描いてくださいにゃー。
by sagan-t
| 2008-10-26 03:49
| 今週のアトリエ
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