みなさま
この前はおじゃましました。 ちょっと舞い上がってしまいました。 すみません。 その後、クラスは盛況でしょうか? なかなか個性豊かなメンバーで、 木曜クラスらしい?ですね。 大阪二科、チケットありがとうございました。 さっそく行ってまいりました。 なぜか「天王寺」というディープな場所で開催されています。 上野とも六本木とも違う雰囲気です。 昼間っから酒を飲みつつ、 串かつやどて焼きを食らう人々の喧騒の脇にある美術館です。 東京で二科展を見終わると なんとなくフレンチやイタリアン気分になるんですが、 ここは、ドヤ街とソースと二科展。 絵を見終わった気分と、 それを取り囲む街とのギャップに 頭がクラクラ。 余韻があっというまに掻き消されていく。 人間の繊細さよりも、 目の前には人間の生命力、 (それは根本的な「食べる」とか「その日を生きる」といった) そんな荒々しい大きなエネルギーの塊が、でんとある。 これがザ・大阪、なのかもしれません。 一方、竹内栖鳳。 先生のサガンメールを見て、興味をそそられ行ってきました。 目玉の猫の絵は会期が異なり見られませんでしたが、 ライオンや雨の風景など 心を惹かれるものが多くありました。 京都を中心に活躍していた人のせいか、 見慣れた風景、 いや風景というか網膜に微かに残った記憶というか、 その一瞬を「見たことがある」と感じさせる絵でした。 はかなさや幽玄、繊細さ。 かなり大きな未完成の滝の絵なんかは 抽象画を彷彿させ、すでに完成された絵のようにも思われました。 柴村先生の絵と共通したものも感じられました。 大阪、京都、東京。 街が変われば、感じ方も変わるんでしょうかね~。 次は、京都二科に行ってまいります! やすみち ************************ こんにちは! ご無沙汰しています。ちばです 大阪の二科行ってきました。 先生の絵はもちろん、東京の一室や二室などで見られる絵も 久々に鑑賞する事ができて、京都のときより二科をみた感じがしました。 毎回なにげなく見ていたようで、 あの作家さんのだ、と分かる絵を見つけるとホッとしたりして 知らず知らずのうちに勝手に愛着をもっていたのでしょうか。。。 でも作品数は東京よりぐっと少なくて物足りなかったかな~ 大阪まで出たついでにお昼はきつねうどん、夜は串カツを食べて とっても充実した一日になりました! そして先週は、野村先生がサガンメールで紹介されていた竹内栖鳳展へ。 いわゆる日本画のイメージと違うというか、新鮮でした。 圧倒されつつも、自分のもっている感覚とどこか近い気もしました。 そうそう、美術館に向かう途中、思いつきで隣の動物園に立ち寄ったのですが それが良かったのか、動物の量感・肉感・動きを画として表現する過程(?) というか、見たものを描くという流れをより生々しく感じた気がします。なんちゃって! この日はなんと、南禅寺近くの湯豆腐屋奥丹でランチ♪ 芸術の秋、食欲の秋を満喫していま~す 以上、関西支部鑑賞レポートでした! 追伸:大阪二科展示の様子を撮影したので、圧縮して添付しています。 +おまけ: 大人になると動物園に行く機会ってないですよね~ 今回一番ハマった動物はコチラです(添付の動画です) #
by sagan-t
| 2013-11-19 10:53
| 伝言板
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by sagan-t
| 2012-07-04 18:33
| 今週のアトリエ
メンバーの出入りがめったにないのが、いーような、いーワケじゃないような、まっ、いいかの暢気な弱小木曜クラスに新メンバーです。
まず、体験レッスンで、画材のことなどの概略を話しながら。。 3号のキャンバスで基本的な立体認識を整理するために、果実の球体を意識した基本モチーフで描いてみました。 今までにアクリルで描いた経験ありですが、メジュームの役割はこれから知ってただくことになります。 油彩のようにキャンバスの支持体に追及していくときに、水性絵具ということで、水で溶いて着色していくというだけの扱いをしがちです。 もっと積極的にアクリル画材の特性を考えていけば、さまざまに有効な画材なので、その感触からスタートとしました。 メジュウムを制する者アクリルを制す。 アクリル絵具の速乾性は最大の利点ですが、水溶性であるための乾燥後のへたりなど調整するべき弱点もまた考えなくてはなりません。 メヂュウムで調製した絵の具でボリュームを作り、ナイフで色彩の鮮度を保ちながら、モノだけに注意をむけてしまわずに、モノがあることで、変化し影響を受ける空間・光を意識しながら、画面に強弱を付けて・・・といった作業で、体験の2時間程度で作品ひとまずの状況。 立体の面・光・色彩といった関わりは意識されています。動きのある画面になりました。 2週目、入会されて継続して追求できるので、アクリルで一気に描いた体験作品に、油彩絵具で加筆追求することにしました。 水溶性絵の具のアクリルは、乾燥後は耐油性になるので、アクリルの画面に油彩絵の具を載せることが可能です。 アクリルとはまったく違って、数時間では乾かない油絵の具は、画面の状態や計画をある程度考えていないと、画面で色が納まらずに濁ってしまい手ごわい感触で、影の色が納まりがよくなかったかも知れません、、次回修正。 しかし、油彩の色彩の輝き、混色の自在、構築性の奥行はこの手ごわい油彩絵の具の醍醐味です。 描き初めのアクリルのビビッドな調子が、油絵具に振り回されてくすんでしまったところ、影の色、タッチが光の状態の表現としては調子が強すぎて、少し落ちつけたいところです。 もありますが、対象の前で考えた時間が落ち着いて積まれているように思います。 3号の小品を、あまり追いつめると鮮度がなくなりそうなのでひとまずおいて、油絵具の経験を進めるために8号でモティーフを組み、ざっと下塗りをした程度の状態です。 バックも単調ではなく、対象の関係のなかで光の変化を見つけようと工夫が見られるのは始めの一歩にしてはとてもよいと思います。 見えているところを見えたふうに描く・・にたような状態に追跡する、、と言うことなく、モノ・ビンや器の底、重なっている部分・・実際に見えない面こそ描くつもりで意識してみましょう。 自分から見えている部分だけを<見る>のみならず、ボリュームとして捉えようとするとき、奥行きのある空間をともなって成立します。 これは・・中級編の意識かな、、 とにかく、当面油絵具のいろいろな感触と効果を楽しんでいただけたらいいと思っています。 画材の特性を経験の中で実感していく積極性はどの画材であれ必要です。 油彩絵の具の多様な効果と表現力、、、パステル、鉛筆、いずれにせよ、それぞれの画材の特性に積極的な想像力をもって、創造力につなげる意識は楽しく豊かな作業です。 漫然と溶き油や水で絵の具・画材にかかわらないで意識してみることがsagan-tクラス最初の希望です。 #
by sagan-t
| 2012-03-08 11:07
| 今週のアトリエ
なんだかあやふやな形態と空間で、乾いた小さな瓢箪やポットが身を寄せ合って小さな声で何か話しあっているような、、不思議時間。 固有色に囚われず、光を感じるようにというつもりで書き進めていったと思うのですが、対象の状態や細部を説明して仕上がったつもりになる、表現が説明にすり替わってしまう無自覚を排したいと、敢えてゆるい面や調子を残して良しとしました。。 緊張した形態の解釈や構成などの意識を、内面に持っていくという今後の課題はあり、それがデッサンとかいう言葉で言われたりするけれど、コトを感じる視る力は変化し、進化します。 自分らしい解釈に自覚を見っていけると良いですね。 ともあれ、あれこれの作業の時間のなかで、あれこれと思う、、、その過程が楽しめれば、素敵な時間を持った画面が、それなりに立ち上がると考えます。 新作描きだし、1週目。この状態の魅力をどのように、確認につなぐか。 絵の具としっかり関わって、優しくタフに。。さて、アトリエで考えましょ。 イースターは、春の祝祭。 寒い日々、芽吹きの色彩が待たれる気持ちで、おまけ。 #
by sagan-t
| 2012-02-06 18:23
| 今週のアトリエ
赴任中の上海から正月の帰省中に、アトリエに顔出ししてくれたmiwa氏の画像です。
仕事や住まいのペースも整ってきて、単身赴任で時間も取れそう・・と、イーゼルも買って、風景を描き始める用意もできてたそうです。 大気汚染のせいだとしても、近代的な大都市なのに異国の空はどこかノスタルジックな光と色ですね。 近代都市の高層ビル群が、霊山の山水画のような遠近を持って重なる。。その狭間からのぞく落日の強い光と。日本の都市とスケールが異なって見える風景を、観光で訪れただけの時間では得られない、生活を通して体感したものが作品に異なる空気感をもたらしてくれそうです。 miwaさんのこんな構想、視点。異国の大気の刺激を受けた風景が沢山の写真からもうかがわれます。 その土地、風景と自分を結びつける時間を通してmiwaさんの見た中国、どのように画面に立ち現れるのか楽しみに待っています。 それにしても写真もうまいよね。。 リビングにイーゼルあり。画材専門店がずらっと並ぶテナントビルなどがあって、すごく画材が安いらしいよ。 #
by sagan-t
| 2012-01-12 03:12
| 絵画教室アトリエサガン
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