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アトリエサガン木曜クラス

綿の花 

f0115769_1525033.jpgレインボウさん一週目

描きだしの天才って、、又もレインボウさん。少し暗く見えますが、ざっくり綺麗なんです。
壷にさした綿の花を古キャンバスで描き出しましたが、下の色やマチエルが上手く絡んでしまって、ナンだか捨てがたい画面の調子が見えます。
古キャンは下の色に食われて、発色に無理が出やすい。色が沈む、くすむのですが、もろもろを含んで、面白い効果を意識してみることもあるかな。


壷や花の表現を曖昧にせずに、緊張のある形象に行き当たれたらいいのですが、難しいバランスの壷、よく注意して画面にすえて。植物は枝、葉、ガク、花、固有の成り立ちを理解するように。
ん?綿のふわふわのこれ、花か実か?

目の前にあるものをなんとなく解釈して、何とかまとまらないかと絵の具を重ねるうちに、崩れてしまう描きだしの鮮度。

追求するということと、描き込むということを、どのように考えるか。
画面の領域を判断することと、形象を獲得することを、どのように考えるか。

抽象的なゴタクばかりを言うようですが、意識の領域を提案しないで、継続する対処を支えられないと思っています。具体の進展は、アトリエの制作の場で個々に話しているつもりですので、ナンノコッチャとと思ってもらうだけでよいのです。猫のネゴト。。

終盤のまとめをあと少し残し、苦労している人、新作取り掛かっている人、取り上げネタに少し詰まっていましたが、又少し動き始めています。
忙しい人は無理せずに、気持ちを溜めておいて。
気分転換が必要な人はちょいと寄ってみて。
かれこれ、在庫作品を並べて、総括批評会するよー。
# by sagan-t | 2008-12-12 17:17 | 今週のアトリエ

アンモニャイト

f0115769_17163358.jpg冬眠期に入りつつあるsagan-tです。やっとtagamiさんの画像で更新出来ましたが、ココのところの更新サボり深謝。カードリーダーの不調や、画室大掃除の強迫観念やら、サガンメールの冒頭文宿題やら、、言い訳の種は尽きず。懸案ごとの種も尽きず。バスケットにすっぽり入って丸まっていたいーもんだ。にゃろめ。



このブログを継続していて改めて気が付いたけれど、クラス諸氏、ひとつの作品をずいぶん長い間抱えているモノだね。倦まず弛まず、少しずつ螺旋運動のように距離を稼ぐ。そうか、長い期間追求できるだけの体力が付いたということか、暢気なのか、マイペースっぽいが真面目、我がクラスらしくいくか。
アルと思います!
# by sagan-t | 2008-12-10 18:12 | 今週のアトリエ

新しいメンバー

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新メンバー田uさん。体験レッスンを経て、入会後3回ほどの,製作中6F。
美術学校の彫刻科に籍をおいて、立体造形の経験があるということで、接木にならず、別枠にならず、今までの造形経験を、状況に合わせて展開出来る刺激の提案をできたらいいなぁ。。基礎モティーフの小品で、お互いにとりあえず様子見のスタートです。単純で、かえって混乱したかな?お互い考えすぎないように、と、思いつつ、、、





立体の制作を学校の設備環境を離れて持続することは、現実的に大変難しいですね。平面にも表現のグランドを広げたと思って下さい。彫刻家のエスキースやデッサンも優れて魅力的で刺激的です。平面であれ、立体であれ表現の意欲を維持し、内在するものの発露の契機を探して試みられることを、多様に楽しんでいけたら良いと思います。
焦らずに時間やペースを作って、継続の機会としてください。
どうぞ、ゆっくりと、長いスパンで支え得るものを柔軟に考えてください。
立体造形の経験がどのようなものに結びつくか、素材の中で解していけたら、興味深いですよね。
新しい風を期待して。。
# by sagan-t | 2008-12-08 17:09 | 今週のアトリエ

上野にて

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雨の休日、上野にて。気になる展覧会に浸った帰路は、秋の景色が新鮮に映ります。
オレオリンは緑を含む黄色。クロームイエロー、イエローオーカー、二等辺三角形の銀杏並木。雨は透明に色をぬらし、灰色の大気に滲む。
何時になく風景の要素に感応した、展覧会の余韻。
詳細は、ここでは語らず、、、想うところ折りあらばアトリエにて。。

f0115769_015994.jpgとりあえず
# by sagan-t | 2008-11-30 01:12 | 今週のアトリエ

オリーブさんのオリーブ

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オリーブさんの30号 制作も後半にかかって、さて、少し眺めて今週の継続のために画像アップしておきますね。
# by sagan-t | 2008-11-19 07:05 | 今週のアトリエ

秘密の色層

モーリス ルイス 秘密の色層 11月30日〔日)まで川村美術館で開催
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ご案内が遅くなったけれど、午前、午後クラス行動力のBettyさんの感激の展覧会。

モーリス ルイスはカラー・フィールド・ペインティング〔色面による場=フィールドの絵画)の作家ですが、<ヴェール>シリーズのまさに秘密の色層、おォ~と喘いでしまった。エミリー ウングワレ以来の純粋にキャンバス平面に感得する喜びの強さを、又、考えざるを得ません。
出不精(デブ症ともいう)の講師、未見ながらカタログだけで痺れちゃう<奥さんに隠してまで何していたの>というそそるサブタイトルも、言うよねー。
小さなダイニングをアトリエにして家人が帰宅するまでにきちんと片付けてしまうので、制作方法も不明のまま、死後見出された大量の巻いたキャンバスの作品(木枠に張られていない)はサインもなくタイトルもなく、上下もわからないという。余りに内向的で静謐な、ミステリアスな制作の背景も興味をそそるよねー。
既存の美術史や絵画論の概念を超えて、先もなく、後もなく、独自にたち顕れる美しい作品は限りなく驚異だ。いつでも。。。
絵画講師のルイスが生徒に与えた「手段を見つけ、それに従う。<そして>全てを賭けてみよ」という忠告を自身が実行することとなった、、と図録の解説。とても面白い示唆と。。

川村美術館でHPで続きをどうぞ
http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/index.html

bettyさん大事な図録を拝借御礼。
# by sagan-t | 2008-11-18 06:11 | 伝言板 

セルバンテス文化センター東京

眠る月のもとのアンダルシアのジプシーf0115769_6234838.jpg
夜クラス島D氏に、セルバンテス文化センターをご紹介いただきました。
スペイン国王の来訪に合わせ開館したスペイン国営の文化センターは、語学学習や図書、ビデオ、映画上映、展覧会などスペイン文化の情報発信の充実を目指している施設のようです。
こうした外国文化センターの常で、ランチが安くて美味しいというところで、グット身近になってきます!

スペイン動乱時に暗殺された詩人ロルカのデッサン、直筆原稿の展覧会では、この小さな洒落た図録が無料でいただけるようです。
最寄り駅は 四谷 麹町 市ヶ谷 機会があったら立ち寄ってみたくなりました。
お散歩にいかが。パエリャのランチに惹かれて。
詳細は
http://tokio.cervantes.es/jp/default.shtm

島D氏ニューヨーク、ボストン美術館巡りの旅、モランディの回顧展等充実のご旅行であったようです。やはりアメリカの美術館抜きでは近、現代美術は語れないか。NY行くべきか。
2度目のパリ新婚旅行か、i藤夫婦。よほど’幸せ’だったのだなパリで。
旅の先々に小物をバラマク・オバンことTマネージャー、今度はパリに何を落し物してきたか楽しみ。旅話聞かせてチョウダイ。
相次いで脱出組みの諸氏、生き生きと回復され帰還。
# by sagan-t | 2008-11-14 06:23 | 伝言板 

光あれ

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綺麗な光をまとった笠iさん静物。
画像は透明感が出て実際より少し良く見えるかな。まだ少し粉っぽく絵の具が浮いているようなところもあるのですが、じゃ如何したらいいですか、と対処処置の即答を求めるのではなく、よく判らないなー、という思いを抱えながらゆっくりと画面を詰めていく笠iさん、いつも自分で解決の手がかりを得てきました。大丈夫。
先回とガラッと変えて、色を押さえたモティーフで、視線の高さを変えて、見ることの領域に少し変化が出たところです。
とにかく、少しずつ積み重ねる時間の蓄積が魅力的な画面ですから、そうしたペースにいま少し確信がもてて楽しめるといいかしら。

豊かな光のリズムが、いいね。
# by sagan-t | 2008-11-05 22:25 | 今週のアトリエ

田G氏 季節の色

f0115769_23232365.jpg水彩スケッチから油彩に起こした風景、二つの季節。

新緑にしてもう一枚、同じ場所の季節違いですが、元のスケッチは紅葉。
で、やはり作っちゃった新緑のほうは色がフラットで変化が出てないかな、もう一度その季節に風景の中に立ってみることにして。。。



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風景に色がつき、変化すると、、、やはり描きたいね。
I藤君、マロニエの葉っぱや実〔クリのような面白い形)拾ってきてくれないかしら、、、
風景を描くって、移ろう時間のなかに立ち、時間を描くということか。。
# by sagan-t | 2008-10-31 23:48 | 今週のアトリエ

M輪氏の視点

f0115769_22475697.jpg10月23日 m輪氏の独自の視点、新作完成。

モティーフの構成も自分で選択して、ホントかいな、、という視点で静かに描き始めるM輪氏ですが、出来上がるとなかなか説得力があって感心する。光をずいぶん見分けないと、とんでもないことになりそうだけれど、粛々と調整していく集中力が確実になってきています。

不思議に成立しているリアリティに、大声ではないぶん耳を傾けたくなる。
もう次の作品にかかっていますが、一寸外したところをついてくるし視点、次回も期待しています。
色も絵の具の扱いも、一寸不思議なのだけれど、このバランスでいいんだろうな、、、ぁ
ナンだか、魅力的で。


カタカタ骨董品エアコンが新しくなりました。
急に寒くなりました。アトリエ暖めて来週待ってます。。

あ~ Tマネージャーも、I藤夫婦も、今頃はパリどのヘンを歩いているのかなー
# by sagan-t | 2008-10-28 13:44 | 今週のアトリエ

新たな環境へ

f0115769_0141827.jpg10月23日Donk氏 支持体を変えてパネルの6f。

モティーフの廃材の質感に合わせ、モノクロームでオブジェの存在感に迫りたい試みでしたが、3週程度の途中です。
マティエルに質感を求めて試行錯誤をしてみようと、堅牢なパネルの経験を提案しましたが、これからの作業の余地を残したままの状態です。


木枠に張ったキャンバスと違って、しなりのない硬い支持体は絵の具が伸びないので、かなり感触が違いますが、盛る、削るという作業には選択される支持体です。
地塗りや支持体の状態をどのように用意するかは、作品を形成する上で積極的に考えられることです。
マティエルは、ちょこっと盛ったり張ったりと細工する効果などではありません。マティエルを持つということは、造形と一体の表現の必然であり、単なる効果としてではなく、造形のあり方として説得されなければ意味がありません。
こうしたことが、我が物になるには実践的に長い判断と経験の中で奨められるものです。
donk氏には戦略的に情報として提案したところもあって、モティーフが画面に緊張を持って成立する、諸々の作業の継続と判断を今後の研究課題に委ねます。
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さて、話題のdonk氏、火金クラス有志による送別・壮行会でこんな立派な筆を贈られ〔漆塗軸平筆・ン万円也)新たな環境へ出立の次第。木曜はある意味、継続だからいいよね。
コンナ良い筆持っているのだから、くれぐれも丁寧に画面を大事に描いてくださいにゃー。
# by sagan-t | 2008-10-26 03:49 | 今週のアトリエ

スケッチから油彩に  睡蓮

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水彩スケッチの睡蓮を油彩10Fにおこした田G氏作品。

まだ仕上ったという気持ちでもないようですが、スケッチのスピード感を維持したほうがいいのだろうなと考えると、この辺かな、、とも思うし。水平方向の変化がフラットになっているかな?さて、どうするかな?


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スケッチと水彩の効果の比較、参考に諸氏個々に考えてみて。。。








今週の伝言板
10月30日は5週目に付き休講、間違えないでね。エアコン付け替え工事も入るし。
休講の2週の間に
25日パリに出発のMr.&Mrs I藤、来週にはTマネジャー、ニューヨークに島D氏、
オーストラリア脱出のdonk氏ご一家、M輪氏の弾丸海外出張あるのかな?
どちら様もBon Voyage!!
# by sagan-t | 2008-10-24 02:49 | 今週のアトリエ

happy Halloween

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季節のモティーフかぼちゃ、用意しました。このポップさは楽しいね。
ハロゥイン色や、ぼつぼつデティール、、草間弥生じゃないんだからね。ドットに迷わないで。
しかし、クサマまんま。見るほどに形・色、くらくらワールドのかぼちゃ。

結局I藤氏は、昨年モノのドライ色抜けかぼちゃをデッサン。異形のいぼいぼにてこずりつつ。
それは、それでハマるでしょ。

黒猫じゃないが悪魔のような齧り屋ブンを添えて。
# by sagan-t | 2008-10-23 00:00 | 今週のアトリエ

I藤氏 洋ナシシリーズの4

f0115769_2046340.jpg10月16日
とても充実した画面に仕上ったと思います。光を色彩に無理なく翻訳して、固有色を感じながら囚われることなく、破綻のない調子を整えました。
容易く描き進んだわけではなく、ずいぶん逡巡し迷いを持ちながら問いかけていった時間が、色彩を甘く感じさせない。
無理のない大きさの画面で、衒わないモティーフで、ことさらの意図を表面に出さないで、ただ目の前にあるものに予断を持たずに関わった成果かな。I藤氏現状、姿勢と方向に賛成です。

ぶれずに、さらに確認を。
# by sagan-t | 2008-10-22 01:04 | 今週のアトリエ

子供のイメージ 

f0115769_102139.jpg10月9日のmot子さん20号
大きな作品を連続して自主制作をしてきたmot-kさん。
制作の継続は、その先へ向かいたい気持ちです。
今の自分に兆しているものを確かにするために、20号で十分に追求してみましょう。
今年の出品作では、もっと人物の実在に踏み込んでみようと頑張って制作をしましたが、問題の質も変って、課題が大きくなっています。描きながら考えたことは、大事なことです。成果に繋がらなかった混乱を、制作にかかる前に今の20号で十分確認しましょう。洒落た色を使うので、かえって制約して人物の捉え方を確認することで始めていきました。
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さて、今週は具体的な形象が刻まれてきました。
柔らかい造形が想像させていたものが、硬い形象の説明に変ってしまわないように、リアリティをどのように提案するか、難しいよね。





10月2日の mot子さん 
さて、要素として取り出された人物の暗示が、ぎりぎり綺麗なこの状態、どう?
# by sagan-t | 2008-10-13 05:18 | 今週のアトリエ

レインボウな地塗り

f0115769_22114715.jpg10月2日のアトリエにて

あえてコメントで誘導しないで、画像だけで数日見てもらいました。
絵を見る、考えることの、ひとつの提案。

実は地塗りのつもりで、作為の働いていない状態ですが、昼クラス一同、このままで良い!コール。。
対象に反映させる意識を形成しないまま、画面の状態として投げ出された無作為なあり方ですが、綺麗だと感じるのは、どういうことか。。。

意味を意図して手を加えていくと、画面の中の関係は変質していきます。
本来、、その進行の過程で対象に意識を持って様々なことを確認していく、ということ、幾度も検証していきましょう、、と進めているわけですが、画面に成立していく様々な要素を見てとれる、選択する、判断する、といった力や方法も大事なことです。

純粋に画面に成立する関係を取り扱うこと、具体的形象、対象から、さらにその向こう側へ向かう意識の緊張ということも、様々な作品から思われるところですね。
# by sagan-t | 2008-10-03 22:31 | 今週のアトリエ

閑話

f0115769_22434856.jpgぶんぶん
コンナになっちゃいました。
リクエストにお答えして、登場。
野生的なワル顔で常にガンとばす。
育て方や環境じゃないのかも、ワイルドなDNAは想定外じゃった。。




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大きいなりして哺乳瓶から普通のミルクを飲むのは、お互いの趣味ですが。。
空になってもかなりしつこくチュバチュバ、ごきげん。


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急に深まった秋、猫の存在感が増すこのごろです。
# by sagan-t | 2008-10-01 05:01 | 伝言板 

ue-mさん 再度

f0115769_23534293.jpg9月25日 4週目
光の関わりを確認したいモティーフに難しい色彩で、どうかなというところでしたが、、、
突っ切っていくくらいの動機があったらそれは面白そうだったけれどね。
一寸思い悩んで手がとまったue-mさんに、
じゃあ、<バルールを整える>・調子のばらつき破綻を一回均してしまうおうか、<グラッシ>・画面全体を透明な濃色で(薄く)覆ってしまうところから、もう一度、画面に関わる空間や光を見てみたらどうかな、、色のナマな感じが気になっていた講師提案でした。
古典的な方法でローアンバーをかけて、彩度のハネ、白浮きを押さえ、調子は残るので、今一度、光のある部分を比較して色彩を回復してゆく、そこで明度と彩度を少し整える感じが経験できればいいなと思ったのですが、どうですか?
グラッシは安易な打開策にすると、くすむ、汚れる、、方法ですが、画面の組み立てに応じて描き進めてゆくと、透明な深度の、ある調子ができます。

色はパレットで混色する、選択してのせる、、だけでなく画面の重なりで発色してくるということ、透明に絵の具を使う効果も考えていけたらいいかな。
絵の具の透明感、、コレも難しい言い方だよね。

今回のグラッシも過程のひとつの方法というだけ。
拘らずに、画面の構築をゆっくり試みられる大きさの画面です。
ビビッドな表情を回復してください。
# by sagan-t | 2008-09-28 01:59 | 今週のアトリエ

何を描くか 如何に描くか

今一度、、モノの実存に向き合って確認する必要のあったDONK氏。<見ること>の要素を絞って課題とし、工事現場の廃材をモティーフとして集めて貰いました。f0115769_22362589.jpg

モノそのものにグイグイ迫れる素材をまず捉えていく。塊として組み合わせると、相当複雑な関係が出来る、、追いきれるか。。




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さて、これらの素材。
ねじ切られ、破壊され、用途の無い廃棄物、形象の意味性をそがれた塊に過ぎないことで、造形的な要素だけとなって放り出されています。
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そう、何を、如何に描くか、、
例えば、、バラの花、、、という時、我々はすでにあるイメージを想起してししまっている。
こうした具体の喚起する意味性に寄りかかり、既成概念に囚われて、観念的解釈でそれらしく描くことで済ましてしまうなら、目の前の実在・モティーフは何を置こうが、記号にすぎなくなるということ。
観念的な認識を、造形的な認知に向けていくとき、描くことは(又、作品を観ることも)
今一度、新しい目を持つこと。
廃材の巧まざるオブジェも、植物の自然の形象も美しい謎に満ちている。。

具体の形象を表現の基幹におくとき、対象の意味性、その限定をを如何に逃れ、新たな造形を獲得できるか、自身の永く苦しい問題でもあります。
<モノを見る>という意識の、又その意味を提起する、一寸広すぎるお題になってしまいました。問題解決ではなく問題提起が役割かと思っておる次第故。
諸氏、どう解釈するね?
# by sagan-t | 2008-09-24 22:47 | 今週のアトリエ

無料体験レッスン

f0115769_161484.jpg9月18日 
体験レッスンにゲストが見えました。
なんたって空いているのが木曜クラスの良い?トコロ。
ゆっくり描きあげたパステルのデッサン、アトリエで過ごす絵を描く時間の参考になったら幸いです。
デッサン経験がありということで、基本的な立体をパステルで、、画材の扱いと、光と色の関わりを確認するように始めました。  
安定してモノをかけましたが、描き込むうちに立体と空間、光、のあり方を、固有色の状態で追うことに置き換えてしまうこが多くの人に見られます。
モノ以外の面、机の平面や空間を捉える手がかり、関係を見つけること、絵を描くためのものの見方、意識の整理をしくていくこと、、、導入があって、、奥行きのあること、、会員諸氏、共通課題ですね。
デッサンは描き方ではなく見方の問題です。
光の量としてシビアに確認できる鉛筆、木炭などの画材で、繰り返して意識を形成して行く経験を通して、色彩の魅力や、固有色の変化やディテールに迷わない見方を、少なくともそうした意味を常に再確認して行くことは基本です。
アトリエは常に基本の<キ>確認の場でありたい。
観ること、認識することでイメージを構成することがあっても、直感的、感覚的なイメージを観念で支えきることは出来ません。

認識するということ、再構成するということ、造形するということ、表現を成立させる意識について、自らのデッサンを獲得したいところです。
# by sagan-t | 2008-09-19 19:34 | 今週のアトリエ

次回のために

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9月11日
またまた一寸不思議な色彩関係のUE-Mさん
モチーフは、
固有色に囚われず光の関わりを見やすいように白系で、モノ個々の形体に不安定な要素が出ないよう集合させて、画面がばらばらにならないように構図をデッサンして、、、と、問題要因対応モティーフで臨んだ、3週目の経過。

この辺から、後々対処療法的対応にならないよう、しっかり進行を見極めていきたいのだけれどね。
モノの立体、面を解釈していく、この意識はいいよね、、

色の明度と彩度の解釈を整理しようと狙った、無彩色のモティフにピンクとグリンできたか。。
自然の中にナカナカ感じないこういう質の色は、良く効果を考えて画面を統合していくようにしたいところで、難しいんだな。これは。
全体の色彩の関係を難しくしたが、バックがまだうす塗りで軽いので助かっているかな。
ホワイトを当てにした混色は画面が緩くなります。
色の発想がわかないと、ホワイト調整に安易に走ります。
要注意。次回対応いたします。
意外と強引系なところも垣間見えますので、ココで引いて全体をゆっくり確認して見たいところです。
しっかりした良い作品になりそうなので、作画イメージを再確認して、次回のために。
# by sagan-t | 2008-09-15 02:23 | 今週のアトリエ

I藤氏の光 洋ナシシリーズの3 

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さて、色々あれどアトリエは続く
I藤氏、粛々と美しい色で書き進め、小品ながら力があると思います。
いくつかの部分解決に試行錯誤していますが、その時間の耐性は画面全体に力を与えると思う。。
あえてここ、あそこの部分指摘をしないが、全体の構想は見えているよね。
本人はさほど意識的に強い想いなどで描いていないのだろうが〔一寸笑)潜在の意識を形成する時間があるのではないか?あ、禅問答になっちゃった?

だんだん画面が自立してくるとつついても揺れなくなるから、画面が投了というか、ここまでかな、、といってくるよ。コレもわけ判らん言い方か?

ひとつずつ、腑に落ちればいいね。
# by sagan-t | 2008-09-12 16:33 | 今週のアトリエ

オリーブさんのテーブルシリーズ

f0115769_14521166.jpg9月4日のアトリエ
広げて楕円のテーブルになり,複雑な足が面白いアンティークテーブル。
もっぱらモティーフの卓上に限定していた意識を少し引いて広げ、室内空間にある実在の関わりとして見ていく、、、卓上静物2枚目を、30号で挑戦中のオリーブさんです。
自分の画面も引いてみることができるように、イスに座ったままでは無く立って描いています。
画面を大きくすることは、空間が広くなることです。
同じ空間に立つ自分の位置も意識して体感しながら、空間の広がりの中の関わりを見ていくように視界を確保します。
大きい画面は全身で関わっていく爽快感があるでしょ。描き出しは気持ちいいよね。

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さてこの辺で、意識しきれなかった構図構成の破綻がそろそろ出てきてしまうかな。
テーブルの足周辺、退屈にならないよう工夫している感じはわかる。。

テーブルの上の沢山あるモノに囚われないで、何も無い空間に机を置く、机の足の組み立てをを確認する、物をひとつ置く、いくつかのものの重なり、、、モノの位置や形体でで空間が動く、、、見えないところ、見えていない面をこそ見る、描くつもり、、で。
モノの並びようではなく<意味>を取り出しながら。。

卓上のモノが重く描き込まれてはいないので、まだ気にならないが、画面の下との繋がるがいるようになるだろうか。。あえてモノで繫がないでテーブルの足のリズムで構成を生かせればよいのだけれど。。
ソウ、さて、これからどうする、デスね。
描き出しのおおらかなセンスを維持しながら、画面をどう充実できるか、見つけましょうね。

 
# by sagan-t | 2008-09-08 15:45 | 今週のアトリエ

新国立美術館 団体展

夜クラスグループ、開催中の団体展会場にて。
まずは、彫刻部で木彫・島田先生・デッキチェアの猫の前で、作家ご本人と遭遇。
チャアの布のしなり感、薄い質感が大きな素材の塊から一体に刻まれてゆく、制作製作過程の話など、作家によるギャラリートークを聞き、より素材、制作についての認識が深まります。 
彫刻の様々な素材、造形を絵画の展示室より楽しく散策。
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絵画展示室にて。うーん、何も感想はありません。
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島田紘一呂氏 作家ブログで製作過程を見ることが出来ます。
勤勉な制作量に驚きつつ。。。時々楽しく覗いています。
ファンの多い島田猫、個展のため準備中の靴箱猫画像、引っ張ってきてしまいました。
ご紹介まで。
http://13048686.at.webry.info/


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# by sagan-t | 2008-09-07 02:47 | イベントなど

睡蓮 スケッチ

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9月4日
TAGA-M氏 睡蓮スケッチ2枚
水彩は程よく手馴れて、現場で描く楽しさを自分のものにしています。
アトリエでは油彩でスケッチからおこし描いていくことが多いのですが、
単に移し変えるだけにならないよう、ココは考えたいところです。。
再構築するというような造形的問題を求めなくても、素朴で素直であるだけに、<なぞる><説明する>気持ちを警戒します。
又、油彩絵の具を水彩を扱うような混色方法では効果が出ませんから、画材の特性を切り替えて考えていくことも、まだ課題があります。
スケッチの楽しみと、アトリエ制作の充実を結びつけることを考えていきましょう。
素直な衒いの無い表現のよさこそ難しいものです。
丁寧に画材、画面、素材を扱っていきたいところです。

アップルパイ、マロンパイ、シフォンケーキ、パステルのケーキ、、ケーキ重なりの理由は入選祝いの結果にて、、
# by sagan-t | 2008-09-05 02:17

入選作品集

公募展ネタですが、入選作品の編集を担当しています。
色校正原稿を持ち帰って、眺めていたところ、、、チラッとご紹介。
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コンナ感じ。。

おまけ。
ブンブンは留守番ばかりで、おっきい先輩を齧り倒す悪いやつになってしまいました。
ロシアのおばさんとサイトーおじさんとブンブン。
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# by sagan-t | 2008-08-30 19:02 | イベントなど

ショートレッスンあり

会員作品のアップができずに、団体展開催準備報告でしのいでいましたが、平常営業のアトリエブログに戻ります。
ガジガジの作品ばっかり沢山見ていると、アトリエサガンの、のんき且つ真摯な皆さんの作品に早く戻りたいっ。

8月にショートレッスンのゲストがありましたご報告。

1日目・画材としての鉛筆を使って。モノを見ることから。
帰ってからママをデッサンして自習したもの持参。
なんかアジがあって可愛いクロッキー。
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2日目・キャンバスにアクリル絵の具で描くことにして、構図を考えながら。
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f0115769_12195648.jpgモノを大きく捕らえて、いい感じに出来てきました。
2レッスンで仕上りました。
初めての作品、ナカナカ。






ショートレッスンは4レッスン限りのお試しコースの様なことですが、
アメリカの大学へ帰る前の夏休み、集中してレッスンをしたい希望でみえたメアリーさん。
鉛筆、パステル、アクリル絵の具、画材を理解すること、画材と効果、モノを見ること、
こんな経験を中心に大急ぎで盛り込んで見ましたが、楽しんでくれたかしら。
いろいろ発見があって良かった、、と感想をいただいたけれど。
漠然と好きに描いているより画材に想像力を持って、何を観るかを整理してゆくと表現したいこともピントが合ってくるのではないか、と言う提案だけでしたが、楽しいサプライズゲスト報告。
サプライズパーティで、オムスビ(オリーブさん差し入れ)が美味しいかったって。
一寸新鮮な風の訪れのあった、夏。
# by sagan-t | 2008-08-30 13:25 | 絵画教室アトリエサガン

美術館にて

26日 審査終了。
もれなく、ご入選の皆様おめでとう。一段落。とりあえず、ご報告。



f0115769_842749.jpgトラックバースに搬入作品が集まって、受付を済ませた作品で、イッパイになって行きます




f0115769_8442410.jpg






f0115769_8424472.jpg彫刻審査室








現場通信。
さて審査2日目。審査開始時に審査方法の確認に時間を取って、討議沸騰のため
やや審査進行が遅れています。
本日から一般出品者の審査が進みます。。
出勤時間前、画像で雰囲気だけの報告。
取り急ぎ

帰宅後、つづき
実のところ、今回こそ本当に作品が間に合わずに、実はこそこそ仕事を抜け出しては塗ったり拭いたり、、絵の具持込み、、
しかも、そんなことしてるナカマが3人も居たのは、笑える。
他の人は一寸効果を気にして少し触る程度だが、結構大幅に作業してている輩が一人。。
ヘタコイター、今回は、助からないや。

結構お疲れピーク。
放課後の飲み会も参加せず、直帰。
# by sagan-t | 2008-08-25 08:59 | イベントなど

仕上らず、、、(/_;)

f0115769_750221.jpg先週は、それぞれ隠し事の多いサプライズディ。
エミールさんの結婚のクラス一同からのささやかなお祝いを用意していたsagan-t・・
s-to講師のセンスだけれど、これ!と思って、店を聞いて買いに行きました。
ミッドタウン店お勧め。

早速に新居に収まった画像いただいてます。
各位ご報告まで。

さああて、本日am7:00前、作品搬入業者早すぎる到着。
あと1時間が死活問題じゃったのにー どろどろの最中!
あーーぁー 見直す余地も無いじゃない!
これからから受付業務~審査~出勤の日々だが、絵の具持っていくかなぁ
いやー、まじい。

嘆きはつづく、、、取り急ぎ
# by sagan-t | 2008-08-22 08:37

間に合うのか いまさら

明日から六本木勤務というのに、製作中の作品が仕上らない!
昨年と同じ、長ものにしてしまったが、3mちょい、意味あるのか?
昨年と同じ、ギリのギリまで突貫工事、仕上るのか?
昨年と同じ、苦し紛れのゴチャゴチャで、どうする?
どうして、毎年同じ綱渡りをするのか、理解できません。

とても今週は更新できそうも無いので、嘆き節を入れてみました。
画像?いや、まだ見せられない。

名無しの子にゃ、ついにブンブンに決めました。ブンブン飛び回ってうるさいので。
ウチの4匹目。f0115769_11261494.jpg

とりあえず
# by sagan-t | 2008-08-19 11:28 | イベントなど



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